給湯器を交換したい時は、どの程度の予算を用意すれば良いでしょうか？

給湯器は各家庭・生活スタイルに合わせた容量と機能ごとに、豊富なラインナップが用意されています。

選ぶ給湯器の種類によって、約10～80万円と相場が大きく異なります。

「この容量に交換であればいくら」「この機能が付くと費用はいくら」

...という様に交換費用をご確認いただくと良いですが、

給湯器の容量が大きければグレードが高いものとして満足度が上がる、ということはありません。

ご家族で使いきれないお湯を作っていると、光熱費や環境にも悪影響が出てしまいます。

こちらのページでは、給湯器を交換する際の価格相場や適切な選び方ついてご紹介します。

お見積りを取られる前情報として、ぜひご参考にされてみてください。

給湯器・エコキュート交換 費用相場

給湯器交換の相場目安を表におまとめしました。

給湯器でよく聞く号数って？

「1分間に水温+25℃のお湯を何リットル出すことができるか」を表した数値が給湯器の号数です。

家庭用給湯器としては、
16号、20号、24号が主な号数で、数字が大きいほうがお湯を作るパワーがあります。

ご自宅の給湯器が何号かは、給湯器に貼ってあるシールをご確認ください。

16号例...GT-168AW・RUF-A1610SAW・TP-SQ166B-1・OURB-1651SAQ、

20号例...GT-2027SAWX・RUF-2006SAW・GTH-2034AWXD・FH-20AWD・GH-S206ZWH、

24号例...GTH-2417AWX・RUF-V2400SAT-1・GT-2427SAWX-T-1・DH-N2412AWADL4

エコキュートの容量と選び方

エコキュートは、ご家族の人数やお風呂でお湯を張る回数、シャワーや水栓の使用で、エコキュートが作ったお湯を貯めておく貯湯タンクの容量を決めましょう。

使うお湯の量に適した貯湯タンクでないと、シャワー中にお湯が切れてしまうなどが起きてしまいます。

ご家族が成長されて使用状況が変わる場合もありますので、長い目で見て、お住まいに適した容量を選ぶようにしましょう。

石油給湯器の容量と選び方

ガス給湯器の給湯能力は号数で表示されますが、石油給湯器の場合はkW（キロワット）・kcal（キロカロリー）と熱量で表示されます。

一般的には、燃焼能力の高い4万キロと、一度にそれほどお湯が必要ではない少人数家庭向けの3万キロとなります。

30,000キロ...36.0kW（31,000kcal/h）・39.0kW（33,500kcal/h）
40,000キロ...46.5kW（40,000kcal/h）・45.3kW（39,000kcal/h）

給湯能力はどのぐらい？

36.0kW(31,000kcal/h)の機種は、シャワーと給湯の同時使用が可能なゆとりのあるパワーです。

ガス給湯器に換算すると、20号以上の給湯能力があります。

46.5kW（40,000kcal/h）は、シャワーとは別に2カ所の給湯が同時にできるパワフル給湯が出来ます。

ガス給湯器に換算すると、24号以上の寒冷地でも十分な給湯能力があります。

給湯能力が大きいほどたっぷりお湯が使えます。

給湯器交換の予算との兼ね合いでどの機種にしたら良いかお悩みの際は、ぜひ星のリフォームコメットにご相談ください。

給湯器交換の施工費内容

給湯器の交換費用には、本体価格と交換の施工費用がかかります。

一般的にこの施工費用の中には、既存の給湯器の撤去、新しい本体の取り付け、給排水配管接続、既存給湯器処分、リモコン工事といった給湯器交換に必要な工程が含まれます。

給湯器の交換を行う流れは下記の通りです。

交換を検討されている方は、この様な工事に費用がかかってくるとご理解いただければと思います。

給湯器・エコキュート交換の流れ

①業者と商品を選ぶ

まずは、設置を依頼する業者と設置する給湯器を決めましょう。

業者を選ぶときは複数の会社で見積もりを取ることが一般的に推奨されます。

しかし、安さや対応の早さだけで選ぶのはオススメできません。

給湯器は水まわりの設備ですが、お風呂や家事に必要な給湯という役割を担っています。

丁寧な施工がされるか、アフターフォローがあるか、といった点も業者選びの際は重要です。

星のリフォームコメットでは、小さなお困りごとでも最適なリフォームプランをご提案させていただいております。

ぜひ給湯器交換のご相談も、お気軽にお問い合わせください。

②既存の給湯器を撤去する

既存の給湯器を撤去します。撤去する際は配管や給湯器内の水をすべて抜くのでその分時間がかかります。

また、配管自体は再利用することがほとんどですが、劣化などによって交換が必要な場合もあります。

交換を依頼したリフォーム業者と相談しておきましょう。

③新しい給湯器を設置する

現在の給湯器撤去後に、新しい給湯器本体を設置します。

設置場所によっては新しく基礎工事や配管工事が必要になり、その分時間もかかるので、事前に業者と確認をしておくのがおすすめです。

④配線・配管の接続

次に配線と配管の接続を行います。

接触不良だと、発火やエラーの原因になるので、慎重に正確な作業を行います。

⑤ガス漏れのチェック・ダクトカバーの設置

ガス給湯器の場合はガス漏れが起きていないか専用の計測機器を使用しチェックします。

問題がなければ接続部の腐食や凍結を防ぐダクトカバーを被せます。

接続箇所に凍結防止のため保温材を巻く場合も多いです。これで本体の交換は完了です。

⑥リモコンの交換

古いリモコンを外し、新しい給湯器のリモコンを設置します。

リモコン設置後は業者の方から操作方法の説明があるので、使用方法も安心です。

⑦試運転

最後に業者立会いのもと、試運転を行います。正常に動作していれば工事完了です。

交換費用を抑えられる？5つポイントをチェック！

給湯器はお料理やお風呂、毎日生活するうえで欠かせない製品です。

しかし、特にエコキュートはガス給湯器に比べて設置費用が高額になってしまうのが難点です。

設置費用を少しでも安く抑えるために、チェックしていただきたい5つのポイントをご紹介します。

費用を抑えるポイント①機能・容量は最適なものを選ぶ

エコキュートには、特徴的なオプション機能が付いた様々な商品があります。

高機能なものは便利ですが、その分料金も高額になります。

エコキュートには作ったお湯を貯湯するためのタンクがありますが、そのタンクの大きさによっても商品価格が数万円程代わります。

ご自宅で1日に使用するお湯の量に対して、十分すぎることはないかよく検討しましょう。

費用を抑えるポイント②保証やアフターフォローに注意

交換を行うリフォーム業者や工務店のチラシ・ホームページには、エコキュートの本体価格と施工費が掲載されていることが多いです。

保証の長さやアフターフォローの有無にも注意して比較するようにしましょう。

業者によっては、初期費用、修理費用が安い代わりに保証やアフターフォローが充実していない場合もあります。

エコキュートの設置後に「困った！」が出ないよう、経験と実績、口コミなどを確認して業者を選ぶようにしましょう。

費用を抑えるポイント③火災保険の条項をチェック

加入している火災保険にもよりますが、エコキュートの故障原因が台風や落雷といった自然災害の場合、修理費用や交換費用に対して保険金が出る可能性があります。

加入されている火災保険の条項をチェックしましょう。

費用を抑えるポイント④原則DIYは行えないことを理解しておく

エコキュート設置費用の節約のため、「自分で設置できないか」とお考えになる方もいるかもしれません。

しかし、給湯器エコキュートの設置には国が指定している資格が必要です。

例えば、無資格でエコキュートを設置した場合は電気工事法違反となり、30万円以下の罰金か1年以下の懲役が課せられます。

また、修理が必要な時も無理に内部を開けて作業するのはやめましょう。

関係ない部品まで破損してしまうと、余計な出費、その部品が届くまで何週間も待たなければならないことも...。

費用を抑えるポイント⑤利用できる補助金がないか探す

エコキュートは環境に配慮した地球にやさしい商品として、さらに普及することが推奨されているので、交換や設置に補助金が出る地域があります。

期間限定の特別な補助金制度がある場合もありますので、ぜひ古河、野木町（栃木）での給湯器、エコキュートの交換は星のリフォームコメットへお問い合わせください。

いかがでしたでしょうか、給湯器・エコキュート交換の費用相場や、費用を抑えるポイントをご紹介しました。

給湯器の異常が見られた際はすぐに修理・交換を依頼される方が多いのですが、業者によっては高額な製品・施工費での交換作業がされてしまうことも...。

星のリフォームコメットは古河、野木町（栃木）に地域密着し、リフォームで培った 技術と経験で、お客様お一人、お一人に寄り添った解決プランをご提案しています。

給湯器・エコキュート交換のご相談、お見積りも対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。